2012年10月3日水曜日

聞かざる

相変わらず耳がしっくりこない。
特に朝起きて午前中がよくない。
あるいは複数の人が話す輪に入る時なども調子が悪い。
聞こえてはいるのだが、何か耳が詰まっているような
違和感がつきまとう。重い耳鳴りのような。
耳自体に問題はないと病院で言われているので
ある種のストレス症状なんだろう。
先日の耳鼻科で、私が聴覚検査室から出てきたら、
90を越えたおばあさんが診察室にいて、
付き添いの娘らしき人が
「元気は元気なんですけどね、耳は遠いけど」
と話していた。医者は
「まあ世の中、聞こえないほうがいいことのほうが
 多いかもしれませんしね」
と受け答えをしていた。

そんな折、今日は朝から電話で怒鳴りまくってしまった。
お〜コワイね、私。
その人にはずっと辛抱強くつき合い、我慢してきたのだが、
とうとう耐えきれず。いい加減にせんかい! と。
キレている私に怯え、だったら謝る、という態度に
ますます腹が立つ。そして後々まで気分が悪く落ち込む。
ほんと、世の中、聞こえないほうがいいことが多すぎる。
だからこんな症状になっちゃったんかな。
体調って後からあらわれるものだから、今日のツケが
来週あたりにまわってきて悪化してたら、どうしてくれよう?

ああ、ほんとはこんな愚痴話をするつもりではなかった。
失礼しました。
優しさに溢れるいつものワタクシに戻ろう(え? 何か異論でも?)。
今、行われている「ラテンビート映画祭」のお知らせをする気でいたのだ。
9月27日より10月5日まで、新宿バルト9で、
10月4日から10日まで、横浜ブルク13にて、
スペイン&中南米のさまざまな映画が上映されております。
私は「Perú Sabe」を、チーム荒井商店とともに観に行ってきました。
エル・ブジのフェラン・アドリア氏がペルーを訪れ、ペルーの有名シェフ、
ガストン・アクリオ氏の案内で市場や料理学校などを巡るドキュメント。
かのフェラン・アドリアがペルーへ!? という部分が注目されがちだが、
そこはわりとどうでもいい気がします、私は。
それよりも、多彩なペルーの食材、複雑な人種により生み出された料理、
貧しさゆえ料理に活路を見い出す国の情勢、
そのあたりを知るのに良い映画だと思います。
横浜で明日10月4日と7日に上映されます。

http://www.hispanicbeatfilmfestival.com/



2 件のコメント:

  1. これでいいのか

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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